12日、今日も一日無事に過ごせたと思っていた。
こうして夜おやつをもらった後に、急にメアリーがグッタリとしてしまった。
意識ももうろうとしていた。どう見てもただごとではない。
急いで病院に電話を入れ、用意してあった担架にのせ車へ。夜7時に病院。
すぐにいつもの担当の先生ではなくて、院長先生が聴診器やら何やらを持って車まで来てくれた。
土曜日のため、患者さんがいっぱいなのだ。
「とりあえず、大丈夫そうだから、ちょっと待っててね。なるべく急いで呼ぶから。」
と言い残して、あわてて診察室に戻っていった。
血液検査、レントゲン、エコーで検査。その結果、肝臓からの出血がわかった。
はじめて内蔵からの出血がはじまったための、一時的なショック症状だったようだ。
そして、肺への転移がかなり進行していることもわかった。
他からの大きな出血とかがなくても、今の肺の状態だと長くても三ヶ月。
ただ、肺の場合、とても苦しむことになるので、安楽死も考えてあげておいてほしいと言われた。
本の中の文章が思いうかぶ・・・
安楽死は、飼い主さんが、自分のペットに最後に贈る、「愛」のプレゼントである。
「がんばれ!!ガンになったWanNyanたち」というサイトのMLに登録している。
そこで紹介されていた本だ。
「その日まで、いっしょに。」西山ゆう子著 駒草出版