明け方2時ころ、メアリーの大きな声(悲鳴)が聞こえたような気がして飛び起きた。
でも、メアリーを見るとすやすやと寝ている。
いっしょの部屋で寝ていたあっこも起きたので、勘違いではないと思うのだけど・・・
でも、何でもないみたいなので、またそのまま寝た。
2時45分ころ、あっこの 「おかあさん・・・」 と静かに言う声で目が覚める。
「めあちゃん、息してない・・・」
「うそっ!」と、あわててメアリーのお腹をさわってみる。動いていない・・・
二階から父ちゃんも気が付いて下りてくる。
メアリーはまるで眠っているようだ。呼べば、目を開けてくれそう。
穏やかで、かわいい寝顔・・・そうとしか思えない。
後からあっこから聞いた話。
2時半ころ、メアリーのしゃっくりのような声で目が覚め、
そばに行って、身体をなでていてあげたら、だんだんまるでフェイドアウトのように
しゃっくりが小さくなっていき、そして止まってしまった。
えっと思い、なでていた手で確認してみると、心臓の鼓動も止まっていたらしい。
夢の中のできごとのようで、わたしを起こすとそれが現実になってしまうような
不思議な感覚で、しばらくは起こせなかったらしい。
息を引き取った後、開いてしまった口から、舌が出てしまったので
それを一生懸命しまっていたらしい。
そのおかげか、メアリーは本当にきれいで、かわいくて、優しくて、穏やかな顔をしていた。
気が付くと、念のために敷いておいたおむつがグッショリとしていた。
それでも、Bunkoさん、おすすめのおむつは、さすがに性能が良くて
おむつはズッシリと重くなっていたけど、めあちゃんはほとんど
よごれずに済んだ。ありがとう、Bunkoさん。
鼻からの体液はなかなか止まってくれない。
でも、綿をつめるのは、何となくいやだったので、まめにティッシュを
取り替えていた。