● メアリー 火葬

大声を出して泣き続けたいたわけでもなく、 自分でも予想外に冷静で不気味だ。 ただ、朝までどうしていたのか、記憶がない。 父ちゃんは本当は仕事だったのだけど、 今日お休みの人が、代わりに出てくれると 言ってくれたので,休むことができた。 武蔵野霊園に電話を入れ、1時の予約を取る。 ごん太の時は、近所のわん友がすべて やってくれたし、火葬場にも何人もの人が いっしょに行ってくれた。 出棺の時は、まるでうちの前は、 人間のお葬式のようだったらしい。 わたしは、何も覚えていない。 焼くのはいやだと、玄関にしがみついて 泣いていたらしい。
今回は、そんな醜態はさらさずに済んだ。 電話で息を引き取ったことをわん友に連絡すると、時間のある人はお別れに来てくれた。 中には、出かける支度をしているのに、走ってきてくれてあんなに泣いてくれて、 お化粧大丈夫かなって心配になる人も。 めあちゃんを火葬するときに、お花がほしかったので買いに行ってもらおうと思っていたら、 民ちゃんとトラママが持って来てくれた。ありがとう。

メアリーの思い出のある シーツ、バンダナにしたら こんなにいろんな色で ごちゃごちゃになっちゃった。 今年の冬に着るはずだった セーター、持って行きなね。 虹の橋はきっと 寒くはないだろうけど・・・ 12時すぎに、 メアリーを車に乗せるのを 手伝ってくれるために、 いくちゃんが来てくれた。 ごん太の時もさんざん お世話になって、 またまたお世話に なってしまった。 うちの子たちは、 いくちゃんのお休みの日を 狙っているのかな。