うだうだ考えないようにしようと思っていたんだけど、やっぱり無理だった。
掃除機をかけながら、食器を洗いながら、ふっと気がつくとめあちゃんのこと考えている。
去年の今日、余命宣告なんぞ受けちゃったんだよね。
そんなもん平均なんだから、それより長いことも短いこともあるわけだし、
なんて思っていたけど、結局短い方になっちゃった。
でも、たとえ短くてもいつもどおりに楽しい日々をって思ったんだから
いいんだもんね~~~
血管肉腫、調べれば調べるほどやっつけるのは難しそうだった。
奇蹟を信じて・・・っていう気持ちにはなれなかった。
でも、毎日暗い気持ちで泣きながら暮らしたんだったら
癌に負けたことになるけど、そんなことなかったもんっ!
めあちゃんの好きなところに旅行に行き、大好きな人たちにお別れもして
たくさん思い出作って、めあちゃんもとっても楽しそうだった。
そして、穏やかに幸せそうな顔をして旅立っためあちゃん。
ざまぁみろ! 癌よ、おまえに負けたわけじゃないからねっ!!!