ココアは、いつも朝ごはんを食べる時間が気まぐれ。
お昼過ぎまで食べない日もあれば、どうせ食べないだろうと思って
茶太郎のだけ用意すると、めちゃくちゃ大きな声ではっきりと
「ワンッ!」とか催促する時もある。
それでいて、こうして残したりするもんだから、
茶太郎は気になって気になって仕方がないみたい。
決まった時間に食べなかったら、もうあげないようにすれば
食べるようになるって言われたけど、
子供のころ、そんなことしたら、ずっと食べないまんまで
この子はちゃんと育つんだろうかってほど、食べなかったんだもん。
今でこそ、結局は一日の分は食べ終わるようになったけど。
続けてゴールデン二頭と暮らしていたから、最初のころ、
ココアの繊細さにどう対応していいのかわからなくって、
どぎまぎしているうちに、ココアのペースになっちゃったって感じ。
ゴールデンの中でも、ごん太もメアリーも特に能天気な性格、
そして言いたかないんだけど、おばかさんだったから、
そこそこ頭が良さそうで、言葉を理解しているココアは、
ほんとにどう躾けたらいいのか、わからなかった。
ごん太やメアリーと同じつもりでしかったら、部屋の角の壁に向かって
うなだれですわりこんだまま、動かないんだもん。
ビアのパピーって、めちゃくちゃかわいいじゃない!
それが、壁に向かってず~っとうなだれているんだよ。参ったよ(-_-;)
それに、ごん太を怒るときとか、足で胸を蹴るのなんて普通だったから
つい足が出そうになっちゃうんだよね。
つま先で蹴ったら、さすがにかわいそうだから、足の横で蹴るんだよ。
メアリーは、そこまで怒るようなことはなかったな。
ごん太も、ケンカとかはしない子だったけど、食べ物、女がらみでは
突進しそうになって何度もケリを入れたっけ。
それでも、怯えることなんてただのいっぺんもなかった。
頭をこつんとやられた程度にしか、感じていなかっただろうからね。
それが、ココアはそんなふりでもしたら大変!
もちろん、本気でごん太の時のように蹴るつもりなんてなかったよ。
しっぽをまるめて、怯えきった表情で後ずさりすると思う。
で、しばらく立ち直れなくて、性格も歪んじゃうと思う。
ま、足なんか使わなくても、ココアの力なんて手で止められるからいいんだけど。
とにかくわたくし、頭のいい子、繊細な子に慣れていなかったのです。
で、姫様気質、わがままお譲様にしてしまいました。
持って生まれた性格ってのもあるとは思うけど、
さらに磨きをかけてしまったことは確かですね・・
人間だったら、かなり問題だけど、わんだから、それはそれでかわいくていいか~なんてね^^;
茶太郎くんは、そのてん楽ですね~~~
あの子は、ビアデット・レトリーバーという新種じゃないかと思いますです。
ドライフードをざらざらっと出せば、何時だろうといただきます。
トッピングなんてめんどうなものはいりません。
我が家に連れて来て、一ヶ月も声が出なかったのに
初日からドライフードだけは完食だったからね!
あのころは静かで良かったな・・・・・・シミジミ
ただし! ドッグランでは特別うまいもん以外は、食べ物より走り優先!
ついてすぐだったら、うまいもんでも食べないと思うよ。