● 気まぐれな食事

あっ! 残ってる・・

食べちゃだめだよね・・・・

ココアは、いつも朝ごはんを食べる時間が気まぐれ。 お昼過ぎまで食べない日もあれば、どうせ食べないだろうと思って 茶太郎のだけ用意すると、めちゃくちゃ大きな声ではっきりと 「ワンッ!」とか催促する時もある。 それでいて、こうして残したりするもんだから、 茶太郎は気になって気になって仕方がないみたい。 決まった時間に食べなかったら、もうあげないようにすれば 食べるようになるって言われたけど、 子供のころ、そんなことしたら、ずっと食べないまんまで この子はちゃんと育つんだろうかってほど、食べなかったんだもん。 今でこそ、結局は一日の分は食べ終わるようになったけど。 続けてゴールデン二頭と暮らしていたから、最初のころ、 ココアの繊細さにどう対応していいのかわからなくって、 どぎまぎしているうちに、ココアのペースになっちゃったって感じ。 ゴールデンの中でも、ごん太もメアリーも特に能天気な性格、 そして言いたかないんだけど、おばかさんだったから、 そこそこ頭が良さそうで、言葉を理解しているココアは、 ほんとにどう躾けたらいいのか、わからなかった。 ごん太やメアリーと同じつもりでしかったら、部屋の角の壁に向かって うなだれですわりこんだまま、動かないんだもん。 ビアのパピーって、めちゃくちゃかわいいじゃない! それが、壁に向かってず~っとうなだれているんだよ。参ったよ(-_-;) それに、ごん太を怒るときとか、足で胸を蹴るのなんて普通だったから つい足が出そうになっちゃうんだよね。 つま先で蹴ったら、さすがにかわいそうだから、足の横で蹴るんだよ。 メアリーは、そこまで怒るようなことはなかったな。 ごん太も、ケンカとかはしない子だったけど、食べ物、女がらみでは 突進しそうになって何度もケリを入れたっけ。 それでも、怯えることなんてただのいっぺんもなかった。 頭をこつんとやられた程度にしか、感じていなかっただろうからね。 それが、ココアはそんなふりでもしたら大変! もちろん、本気でごん太の時のように蹴るつもりなんてなかったよ。 しっぽをまるめて、怯えきった表情で後ずさりすると思う。 で、しばらく立ち直れなくて、性格も歪んじゃうと思う。 ま、足なんか使わなくても、ココアの力なんて手で止められるからいいんだけど。 とにかくわたくし、頭のいい子、繊細な子に慣れていなかったのです。 で、姫様気質、わがままお譲様にしてしまいました。 持って生まれた性格ってのもあるとは思うけど、 さらに磨きをかけてしまったことは確かですね・・ 人間だったら、かなり問題だけど、わんだから、それはそれでかわいくていいか~なんてね^^; 茶太郎くんは、そのてん楽ですね~~~ あの子は、ビアデット・レトリーバーという新種じゃないかと思いますです。 ドライフードをざらざらっと出せば、何時だろうといただきます。 トッピングなんてめんどうなものはいりません。 我が家に連れて来て、一ヶ月も声が出なかったのに 初日からドライフードだけは完食だったからね! あのころは静かで良かったな・・・・・・シミジミ ただし! ドッグランでは特別うまいもん以外は、食べ物より走り優先! ついてすぐだったら、うまいもんでも食べないと思うよ。