ごん太は、ショーに出られるような容姿端麗でもなかったし、賢くもなかったけど
本当に優しい子だった。
自分と同じくらいの大きさの子とは、とっくみあいのプロレスごっこして遊んだけど
自分より小さい子と遊ぶ時は、いつもこうやって自分は寝そべっていた。
相手がパピーの時なんか、帰ってくると耳の中には
あちこち歯の跡があって血が出ていた。
でも、これは優しいからじゃなくて、たぶん感じてなかったんだけどね(^^ゞ
みんなでいっしょに帰ってくるときも、誰かおしっこで遅れたりすると
振り返って立ち止まって待っていた。
43キロもあったから、それだけで怖い~って顔する人もいたけど
小さな子がいっくらむきになって吠え付いてきても、全く動じない子だった。
ごん太、大好きだよ♡
9年前の今日も、どんよりとしたお天気だった。
しばらくは曇りや雨、そんな日が多かった。
どうしてもすぐに火葬ができなくて、一日中ごん太を抱きしめて
泣きながらいっしょに寝ていた。
脳内出血が死因だったため、拭いても拭いても鼻から出てくる血を拭きながら、
固くなっていく手足を一生懸命マッサージしながら・・
我が家のわんことの生活は、ごん太との出会いからはじまった。
ごん太、ありがとう。。。