●レイちゃん 安らかに・・・

レイラ 2011.3.28 2:34PM 永眠 

今日はごん太の誕生日。あの時と同じくらい、突然の別れで、どう受け止めていいのか・・ ごめん、ごん太。今日はおめでとうって気持ちになれないよ。 ごん太は優しい心の広い子だったから、今の気持ち、わかってくれるよね。 レイちゃんもまだ7歳だし、あまりに急できっと心細いはず。 同じように若く突然だった先輩として、シェルティーのおねえちゃんや、りゅうくんといっしょに 優しくしてあげてね。 先月末くらいから、手や足が痛いと言っていたレイちゃん。 痛み止めやステロイドでもあまり効果がみられず、それでも股間節だという話だったのに・・ 今月はじめのアスプロスも、セーラだけが参加だった。 大きな病院へ連れて行こうと思っている矢先の大震災。ガソリン不足でそれもできず。 そのうち呼吸が苦しくなり、やっと見つけた病院に行ったのが17日。 18日には検査の結果、いつ心臓が止まってもおかしくない状態だとつげられたパール母さん。 ほんとは、その時にいってしまえば、レイちゃんは苦しまずにすんだのかもしれない。 でも大好きなママが気が狂ってしまうから、レイちゃんは10日間苦しみながら、 ママに覚悟の時間をくれたんだと思う。 そして、これ以上もう苦しませたくないと、最後の決断をしたママ。 それを知ったレイちゃんは、ママに辛い選択をさせる前に、みずから旅立って行った。 酸素吸入が、計画停電で止まっていってしまうのは、あまりにもせつないと辛い思いでいたママ。 そんなママの気持ちも考えて、ちゃんと停電もしていない時間に旅立ったレイちゃん。 あなたは、ほんとに優しい子だね。 翔ちゃんちにあった発電機、久しぶりで最初は動かなかったらしいけど、何とか動くようになったらしい。 パール母さん、発電機があるというだけで、少しは心が楽になれたかもしれないね。 いいお友達がたくさんいるって、ほんとにありがたいこと。 ママっ子で、いつもママがいなければだめだったレイちゃん。 ママは、これじゃもしも自分が入院とでもなった時に困ると、セーラはそうならないように 育てたんだって話してた。 でも、もしかしたら、レイちゃんはママといられる時間が短いことがわかっていたのかもしれない。 だから、いっぱいママといっしょにいたかったのかもしれない。

パールさんやクレアさんが、もう歳だから、 どうしても今年は雪遊びをさせてやりたいと 言っていたパール母さん。 まさか、それがレイちゃんのために なってしまったなんて・・・ パール家が旅行に行くときは、 ほとんどいっしょだったコ茶家。 あの霧ケ峰が、レイちゃんと会った最後に なってしまった。 パール家と遊んだ後、写真を整理していると、 いつもパールさんとレイちゃんの 区別がつかなくて。 直接会えばわかるんだけど、 写真だとこんなに何度も会っているのに、 わからない。 でも、もうこれからは悩むことは なくなっちゃうんだね・・・・・ もっともっと、ずっと悩ませてほしかった。 朝から涙が止まらなくて、何も手につかなくて、 ずっと霧ケ峰の写真を見ていた。 あんなに元気だったのに、 あんなに楽しそうに走り回っていたのに、 どうして・・・

はじめてパール家におじゃましたのは、レイちゃんが赤ちゃんを産んだとき。 何で二回目がレイちゃんとのお別れなの・・・悲しすぎるよ。 連絡を受け、この前行った時に印刷した地図を探し出し、後先も考えずに数分でうちを出てしまった。 都合だとか、迷惑かなとか、そういうことを考慮する思考回路は完全に停止していた。 いきなりおしかけてごめんね、パール母さん。 レイちゃんは、お鼻から酸素吸入をやっていたせいと、きっと内臓から出血もしているんだろう。 お鼻が赤いのが痛々しかったけど、そんなに苦しんだとは思えない穏やかなお顔で横になっていた。 こんなに静かに横になっているレイちゃんは久しぶりなので、きのうはほっとしている気持ちもあったけど 一晩寝たら、泣けて泣けて・・って。 そんなパール母さんの前で、あまり大泣きしないようにしていたんだけど 帰る間際にトイレを借りたとき、声をあげて泣いてしまった。。。 あまりにもいきなりで、まわりに知らせる余裕なんて全く無かったって。あたりまえだよ・・ わたしが計画停電に怒りくるっている間、ずっと大変な毎日だったんだね・・ まさか、そんな日々を送っていたなんて。 わたしの怒りパワー、自家発電も威力激減。しばらくは休業状態になりそう。 暖かくなってきたおかげで、しばらくは回避できそうだしね。 レイちゃん、大好きだよ。ずっと忘れないよ。。。 子供たちを残してくれてありがとう。