●とんでもない誕生日(>_<)

ついに還暦・・なんて思ってからあっという間に、本日61歳のコ茶母ちゃん。 おとといからのいろいろで、ヘロヘロに疲れていて人生最悪の誕生日かも・・・・・・・ 以下、自分の記録用で長いうえ、つまんないのでスルーしてください。 18日 いつもかなちゃんの美容院は車で遠くまで送迎していた。 最近、うちのすぐ近くに新しく美容院がオープンした。歩いて5分くらいかな。 かなちゃん、ひとりで行かれるからそこに行ってみると、4時くらいに元気に出かけた。 母ちゃんは、自分がいなかったチベオフの二日目の日記をアップしようと、あれこれ悩んでいた。 4時半すぎくらいに、救急車のサイレンが聞こえてきて、だんだん近づいてきた。 父ちゃんと、救急車だね・・って話していたら、うちの前を通り過ぎて行った。 ちょっとすると、近所のわん友パパから電話が。 「おばあちゃん、今いる?」 って言うから 「今美容院行っているよ~」 って答えたら、 「あのさ、道路に倒れているお年寄りが、お宅のおばあちゃんに似ているんだけど・・」 場所の説明がわかりずらかったため、迷ってからやっとこ現場に到着。なんてことはない。 うちのすぐそばだった! かなちゃんはすでに救急車の中で、顔面蒼白。出血もひどいもよう。意識ももうろうとしている。 救急隊の方に言われ、うちに、お薬手帳や保険証を取りにもどり、再び救急車へ。 受け入れ先が、埼玉医大国際医療センターに決まり、サイレン鳴らして走り出した。 5時過ぎに病院へ到着。ここを離れずに待っていてくださいと言われ、延々と2時間。 7時過ぎにやっとこ名前を呼ばれ、先生から説明があり、面会。顔色は赤みが戻っていた。 会話はなりたたず。でも、苦しそうとか痛そうとかそういう様子は全くない。 もはや、そういうことはわからなくなっているのかも。 見せられた書類の病名の欄には、『脳脊髄液耳漏、頭蓋骨骨折、気脳症、外傷性くも膜下出血』 一番印象に残った言葉は、「認知症になることは覚悟してください。」 簡単な入院手続きがありますので、待っていてくださいと言われ、また1時間。 事務員さんたちは帰り、残っているのは警備員さんのような方だけ。そのうち、その警備員さんに 書類を渡され、記入して待っていてくださいと言われ30分。 警備員さんに案内され、病院の中を移動。ICUと書かれたガラスのドアの手前の小部屋へ。 そこで待つことまた30分。看護士さんがやってきて、何枚かの書類に署名。 それから、ICUの中に入りもう一度面会。そして、今後の流れを先生から説明された。 もう一度CTを今から撮って、出血が増えていたら緊急手術、増えていなければこのまま様子を見る。 今さら手術なんてしなくていいよ・・と思いながら待っていたら、幸い増えていなかったので やっとこ帰れることに。 そしてICU内の病室を出たものの、どっちへ行くのかも全くわからず。 ICUで忙しそうにしている看護士さんしかいないので、聞く人もいない。 やっとこ入ってきたガラスのドアの場所を見つけ、とりあえず出る。 ところが、大きな病院の夜、どこから出られるのかもわからず、薄暗い廊下をうろうろ。 そういう説明、どこにも書いていないのね。同じように外に出られず迷っていた人と タオルをたくさんかかえている人をつかまえて、出口の場所を聞き、やっとこ外へ出ることができた。 そんな人がたくさんいるのか、その人が申し訳なさそうにすみませんって。あなたのせいじゃないから! 救急車で来てしまっているため、ねえちゃんに電話でむかえをたのみ、待っている間に 近所のわん友に電話。 おそらく、いろんな人のお世話になっていると思うんだけど、状況が何もわからないので 聞いておいてほしいとメールを出しておいたので、確認してみた。 仰向けに倒れ、かなりの出血をしている状態のかなちゃんを、おさんぽの二人連れが見つけて 救急車を呼んでくれたらしい。自分の手袋をした手で頭の出血をおさえてくれていたとか。 そのうち近所の人がタオルを持ってきてくれて止血してくれたり、それはそれは大騒ぎだったって。 倒れているのがどこの誰だかみんなわからないので、顔のひろいわん友パパをうちまで呼びに行って 来てもらったってことみたい。 たまたまこのわん友、親しくしている人だから良かったようなものの、人間ってああいう状態になると 人相って全く違っちゃうんだなって思うほど、かなちゃんの顔はすごい色だった。 救急車の人が、現場写真とかも撮っていたそうだ。もしもこのまま亡くなれば、警察に通報という ことになるかららしい。そんな状態でも持ち直すかなちゃんの生命力は驚異とも言える。 そして、救急車が出発してからは、道路に大量の血。それを、水を持ってきて洗ってくれたそうだ。 ほんとにいろいろお世話になりました。ありがとうございます。m(__)m そんなこんなで、うちに帰って来たのは10時すぎ。疲れすぎて眠れず、時計を見て、2時だなって 思った後はわからないから、そのころ眠れたんだと思う。 こんな日に限って、5時ころにココアがゲー。起きて踏まないように片付けたりしてたらそのまま眠れず。 でも、ねえちゃんが雨戸開けたのは気づかなかったから、6時半ころは眠れていたみたい。 眠っていたのに、眠れずって・・それじゃかなちゃんといっしょじゃん(ー_ー)!! 19日 病院へ行き、まずは正式な入院手続き。その後、必要なものが足りなかったので、病院内の売店へ。 絶縁しているとは言え、きのうの段階で兄にはいちおう連絡。夜、来ようとしていたけど 手術回避になったので、面会できる時間ではないため、今日来るように言った。 こっちにむかっているものの、土曜日のうえ、中央道どうやら事故渋滞のもよう。 そのうちケイタイに担当医から電話。朝のCTスキャンの結果をご説明しますので来てくださいと。 今日のかなちゃんも、見た感じでは昨日と変わらない。 ICUだから、機械の音とかいろんな音がしているのに 「今日はね、みんな眠いみたいでとっても静かなのよ~」 とわけわからんこと言っていた。 どうやら、ショートステイデイケアに来ているつもりらしい。 もちろん、倒れたことも、救急車に乗ったことも、何も覚えていない。 先生の話では、その後も出血量は増えていないので、手術は考えていませんとのこと。 ただ、一ヶ月くらいしてから水が溜まってくることがあるので、その場合は穴を開けて水をぬくそうだ。 それまでは安静にしていなくてはいけないため、入院が必要なので転院先を手配しているとか。 ここは癌、脳、心臓等の高度医療のための病院だから、当然そうなると思っていた。 こんな時のために、めんどうだと思いながらも、入院施設のある武蔵台病院のお世話になっていたんだけど、武蔵台病院で受け入れてもらえるのかな・・だと近くて助かるんだけど。 今まで老人病棟(階)があったんで何とかなると思っていたんだけど、どうやらそれを失くすようにしたいらしく、転院先を探している人がいるって話がある。 あくまでも聞いた話なので、実際はどうなっているのかわからない。 兄は思っていたよりも早く到着。いっしょにもう一度面会して、状況説明をして帰ってきた。 病院から戻り、買い出しなどうちのことをしてから、きのうお世話になった方達のおうちをたずね お礼と経過報告を。 おさんぽの方は、よく見かけるのでお顔はわかるけど、おうちはわからないという人ばかりで まだお礼を言えてない。陸の孤島のような山の中の分譲地だから、いずれわかるとは思うけど・・ そんなこんなで、誕生日の母ちゃん、今日もこれから病院へ。 救いは・・ かなちゃん、何もわからなくなってしまったからなのか、最近見たこともないかわいい表情してる。 どこも痛くないってニコニコしてる。でも、わたしのことも、兄のこともわかっているみたい。 言っていることはめちゃめちゃだけどね。ま、その方が本人幸せなんじゃないかと。。。