●悪夢のような夜が明けた・・

こんなにも発作、痙攣が続くことがあるのかと驚くほど続き、自宅で安楽死をさせてやれないことが腹立たしいくらいだった。 夜中にネットで検索し、やっている病院へ連れて行き楽にさせてやることも考え、地図まで確認したものの、母ちゃん、決断できず。 はじめての知らないとこで、知らない人に囲まれいかせる勇気が無かった。 そのせいで辛く苦しい思いをさせてしまったのかもしれない。 ココアも父ちゃん、ねえちゃんも、朝までほとんど寝ていない。母ちゃんは4時間ほど寝た。

朝7時ころになって痙攣はしているものの、だいぶ落ち着いた。ありがとう! ココア・・・ もしも苦しみながらいってしまったら、母ちゃんはいつまでも悔やんで立ち直れなかったかもしれない。 9時になるのを待って獣医さんへ電話を入れ、様子を説明し薬を用意してもらい、母ちゃん急いで 取って来た。院長と担当医が相談していろいろ調合してくれた水薬。 飲ますことができるだろうかと心配だったけど、翔ちゃんままが貸してくれたシリンジを使って少しずつ飲ませたら、少しこぼれてしまったけど何とか飲ますことができた。 その薬の効果もあるのか、その後は時々痙攣っぽい動きもあるけど、苦しそうな様子はない。 こういう状態だと、安楽死なんてとても決断できないが、これでまた発作が起きたらと思うと恐ろしい。

発作を起こしている時は、遠くで静かにしているごんたろ。 ずっとココアばあちゃんがおちついている状態になったら、気づいたらそばで寝ていた。 ほったらかしだったもんで頭ボサボサ(>_<)  ごんたろもココアねえちゃんのことが心配だし、いっぱい我慢しているんだよね・・ごめんね・・・ 今日は昼間の休診時間帯には大きな手術の予定があるとかで、往診は夜になってしまうとか。 そう聞いた時には、それまで生きているのかどうかもわからない・・って思ったけど、ココアばあちゃんはがんばった! それにしても、ココアばあちゃんの生命力は驚異的! もうダメかと、何度も最後のお別れと思い泣きながら三人で 「ココア、ありがと! 楽しかったよ!」 って言ったけど、まだお礼が言い足りないらしい。時間をくれてありがとう。。。 夜7時ころ、担当医の先生が往診してくれた。 水分補給のための補液の点滴、そして発作がおこりにくくするための注射をしてもらった。

そして薬も何種類か置いていってくれた。 坐薬は使えるけど、口から飲ませる薬はもう使うことは無理だろうな・・・朝、水薬を飲ませた時はまだゴクンってしたけど、それ以後はもう水を口に入れても反応が無い。 ココアばあちゃんがそんな状態だというのに お腹がすくのが腹立たしい。簡単に鍋のみ。 今晩は久しぶりにゆっくり眠れるね。。。